You are here
Home >

フランスは国のブランディングに成功している国ですが、フランスのブランド企業のブランディングも他の国にくらべて上手です。
例えば日本人が好きなブランドルイヴィトン・エルメス・シャネル・カルティエいずれもフランスの老舗ブランドです。
たしかにイアリアのブランドにもグッチ・プラダ・アルマーニなどがあります。
しかし両国のブランドを比べると明らかに、フランスのブランドに軍配があがります。
ジョルジョ・アルマーニはたしかに一流のブランドであることに間違いありません。
しかしこのブランドはアルマーニが一代で築き上げたものです。
すでに彼は高齢で、もし彼が亡くなった場合ブランドがどうなるかは、未知数ではないでしょうか。
同じようにグッチもすばらしい製品を作るブランドです。
しかしこのブランドも一時後継者の問題で事件にまで発展しました。
またジャンフランコ・フェレやジャンニ・ヴェルサーチは一時はアルマーニと同じくらい人気があったブランドですが、両氏がなくなってからブランドの名声はあっという間に落ちてしまいました。
一方フランスの老舗企業はますますそのブランド力を上げているように見えます。
シャネルを除いた三社は100年以上にわたってそのブランドの価値を保っているわけです。
シャネルもココ・シャネルが一代で起こしたブランドですが、彼女の死後もブランドは継続しますます成長しています。
先のイタリアのフェレやヴェルサーチとはおおきな違いです。
この違いはどこから来ているのか考えることは、ブランディングを考える上で興味深い課題だと思われます。。
ひとつの推論はフランスのブランドは企業統治がなされているということです。
創業家の一族が経営に携わっているにしても、きちんとした取締役会があり、ワンマンオーナーの暴走を許さないシステムができあがっているのではないでしょうか。
一方のイタリアのブランドはグッチのお家騒ぎでも明らかなように、会社の規模が大きくなっても会社組織は個人商店のままなのではないかと推察してしまいます。
最近イタリアの有名陶磁器ブランドのリチャード・ジノリが倒産しました。
その原因を直接知っているわけではありません。
しかしこれもやはり個人商店経営を続けた上での倒産のように思えます。
ブランドは倒産などで一度その価値を下げると、もう一度その名声を取り戻すのは不可能に近いでしょう。
その意味においてフランスの老舗ブランドのブランディングには学ぶところがありそうです。

コメントを残す

*

Top